遠心根支台の全部鋳造冠(下顎第一大臼歯)Full cast crown of distal root abutment (Mandiblar first molar) |
使用材料(Materials)
ワックス分離材、インレーワックス、石膏系埋没材、スプルーワックス、キャスティングライナー、リング、真空練和機、ファーネス、鋳造機、金銀パラジウム合金、研磨器具製作方法(Method of fabrication)
1. 作業模型を製作する2.支台歯、粘膜面、隣在歯、対合歯にワックス分離材を塗布する
3.ワックスアップする
4.埋没、鋳造する
5.鋳造体を割り出し、洗浄する
6.内面の突起の除去を行う
7.マージンの研磨、コンタクト調整、咬合調整を行う
8.鏡面研磨をして完成
考察(Discussion)
1.クラウンの形態について
今回、クラウン近心部の厚みは、1.5mmとした。鋳造物の厚みは、1.5mmより大きいと巣が発生するといわれている。そのため、上限の1.5mmとして、鋳造欠陥の発生を防ぎ、強度を得ることとした。クラウン近心部の粘膜側は、上図のように、離底型とした。また、汚れがたまりにくいように凸形態とした。
関連リンク (Related Links)
全部鋳造冠http://tailor-made-dentaltechnology-takada.blogspot.jp/2015/09/full-cast-crown-besetzung-metall-krone.html
0 件のコメント:
コメントを投稿